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【自動車豆知識・工具編】実は奥が深い! 工具の代表格「スパナ」を正しく使いこなす

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【自動車豆知識・工具編】実は奥が深い! 工具の代表格「スパナ」を正しく使いこなす
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クルマ好きの中には、愛車のカンタンな整備を自分で行ったり、自宅のガレージをDIYで手作りしている読者も多いと思う。自分で作業をする際に、心強い“相棒”になるのが様々な種類の工具だ。このコーナーでは、京都に本社を置く工具メーカー「KTC(京都機械工具)」の協力のもと、知っておきたい工具の基礎知識について紹介する。3回目の今回は、工具の代表格とも言え、使う機会も多い「スパナ」をとりあげたい。

そもそもスパナとは、ボルトやナットを締めたり緩めたりするときに使う工具のひとつで、工具といえばスパナの形を思い浮かべる人も多い。


◆スパナの正しい使い方

では、正しい使い方の大事なポイントを解説したい。とにかく、使う機会の多いスパナ、正しい使い方をもう一度チェックしてみよう。

まずはじめに、スパナとボルト・ナットのサイズが合っていることを確認する。サイズが合っていないと、スパナとボルト・ナットの間がぐらついてしまうので、必ずサイズの合ったものを選ぶ鉄則だ。

サイズを合わせたら、「手」でボルト・ナットを締めていき、ボルト・ナットが固定できるまで締める。

続いて固定したボルト・ナットにスパナを差し込み、回す。その時、スパナとボルト・ナットのかかりが浅くなったり、スパナが滑って外れてしまわないように、片手をスパナの先端に添えスパナを奥までしっかり差し込むことが大切だ。

最後にしっかりと締め込むことを忘れないようにする。


◆工具の規格を表す呼び方

ここで、ここから先の説明をよりわかりやすくするため、工具の規格を表す時によく使われる呼び方と、スパナのサイズの表し方について説明したい。

・口径部
ボルトやナットなど、ねじをはめる部位の名称で、「口径」と言われることもある。「口径部の二面幅が12mm」などよく使われるので、よく覚えておきたい。

・二面幅
平行な二面の幅を二面幅と呼ぶ。ボルトのサイズにあったスパナを選ぶときに注意するポイントがこの二面幅で、ボルトの二面幅が「12mm」であれば、スパナも同じ「12mm」を選ぶ。



スパナやめがねレンチなど、ボルト・ナットを回す工具の呼び(サイズ)は、口径部の二面幅寸法で表す。例えば、二面幅12mmと14mmのボルト・ナット用のスパナは「12×14」と呼ばれている。ちなみに、KTCでは、5.5mmから46mmまでと幅広いサイズを揃える。


◆狭い場所でのスパナの使い方

それでは、ここから本題に戻り、狭い場所でのスパナの使い方について解説する。一般的なスパナは、口径部が柄に対して15°の角度を持っていて、これを裏表交互に使う事で表面だけでは締められない角度のねじも締めることができる。詳しくは下記イラストをご覧いただくのがわかりやすいと思う。


◆間違った使い方

サイズが合っていなかったり、「片手」で使用すると、スパナとボルト・ナットのかかりが浅くなったり、スパナが滑って外れてしまうことがあるので注意しなければならない。


以下、使用する時に注意したい点。参考にして欲しい。

・ボルト・ナットのサイズに合ったものを使用する。
・ボルト・ナットを、口の奥で確実にくわえる。
・力を入れ過ぎると、スパナが外れることがあるので、滑らさないように注意する。
・パイプなどを継ぎ足して使用しない。
・ハンマーなどでたたいて衝撃を加えない。
・ハンマー代わりに使用しない。


また、「間違った使い方」の動画の中で、ボルト・ナットに対してスパナを斜めにかけて回しているが、スパナが滑って外れたり、ボルト・ナットを痛めてしまうことがあるので、真っ直ぐかけて回すことが大切だ。

◆バリエーションとラインナップ

続いて、スパナのラインナップとバリエーションをご紹介するが、目的によってうまく使い分けたいところだ。

・スパナ
一般的な形状のスパナ。1本で2サイズのボルト・ナットを回すことができる。

・薄口スパナ
一般的なスパナより厚みが薄く、すき間など狭い場所での作業や厚みの浅いナットに適している。

・コンビネーションレンチ
片側にスパナ、もう一方にリング状のめがねレンチの頭部がついている。早回しに適したスパナと、強い力がかけられるめがねレンチの機能を兼ね備える。


以上、スパナについて理解は深まっただろうか? 普段、何気なく使う機会が多いスパナだが、意外と知らないことも多かったのでは? これから、実際にスパナを使う時には、今回の解説をぜひ思い出してみて欲しい。今までよりも、作業がずっと楽しく快適になるはずだ。次回も、さまざまな工具の基礎知識について、詳しく紹介していくのでお楽しみに。
《Flipify編集部》

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