「九五式軽戦車」を日本人の手に再び!“里帰り”を応援するクラウドファンディングがスタート | flipify- flipify.info

「九五式軽戦車」を日本人の手に再び!“里帰り”を応援するクラウドファンディングがスタート

レストア コラム
「九五式軽戦車」を日本人の手に再び!“里帰り”を応援するクラウドファンディングがスタート
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静岡県にある自動車整備・販売会社「カマド」(御殿場市かまど717-6)の社長である小林雅彦氏は、熱狂的なミリタリーマニアとして知られ、NPO法人「防衛技術博物館を創る会」の代表理事の顔も持つ。そんな小林氏が今回、悲願である「九五式軽戦車」の日本の里帰りに向け、1月30日(水)よりクラウドファンディングで修復・購入資金募集の告知を開始した。




◆そもそも「九五式軽戦車」とは何か?

まずは九五式軽戦車とこのプロジェクトの経緯について少し紹介したい。

九五式軽戦車は旧日本軍の代表的な軽戦車で、ミリタリーマニアの間では以前から知られている戦車だ。対戦車能力は低かったようだが、バツグンの機動力により、機甲兵器や対戦車兵器を持たない軍隊との戦闘に活躍。日本戦車として最多となる2,300以上の生産量を誇ったという情報もある。しかし現在、日本国内にはこの九五式軽戦車の現物は1台も現存していない

一体なぜなのか。これには理由がある。

2004年に英国人コレクターが、日本国内に唯一完全な形で保管・展示されていた九五式軽戦車を購入。その個体は、1981年に西太平洋のポナペ島(現・ミクロネシア連邦ポンペイ島)より帰還した車両だったという。これにより九五式軽戦車は日本での居場所を失ってしまったのだ。



英国人コレクターは購入後、莫大な費用と長い年月をかけて修復を行い、オリジナルの三菱製空冷ディーゼルエンジンが、70年以上の時を越え、咆哮(ほうこう)を轟かせるところまで作業が進んだのだが…。


◆「日本の戦車なのだから、日本にあるのが最もよい」

2017年の秋。小林氏のもとにある知らせが届く。2004年に九五式軽戦車を購入した英国人コレクターが「修復中の九五式軽戦車を買わないだろうか? 日本の戦車なのだから、日本にあるのが最も良い。もしも修復完了後に希望するなら、約1億円で売却しても良い」と話したそうだ。



背景には大詰めを迎えている修復が資金難により暗礁に乗り上げていることと、小林氏が2016年に日本国内に一台しかない『くろがね四起初期型』をレストアし、一般公開イベントを開催したことが念頭にあったようだ。この時も、NPO法人「防衛技術博物館を創る会」として、小林氏はクラウドファンディングを行い、修理費用2,000万円の内、1,324万の調達に成功している。





◆九五式軽戦車修復・購入~里帰りのためのクラウドファンディング

今回のクラウドファンディングには下記4つのコースが用意されている。
※1口~寄付が可能

・5千円
・1万円
・10万円
・100万円

なお、修復完了後はイギリス「ボービントン戦車博物館」にて日本人からの貸与品として展示されるほか、同館所蔵の世界で唯一可動する「タイガーI型戦車」とパレードを行う姿が見られる可能性もあるという。その後は現在計画中の「防衛技術博物館」開館の際に日本への里帰りを果たす予定となっている。

◆「九五式軽戦車」を皆さんの手でもう一度日本に取り戻したい

「日本軍が一番多く作った車両が日本に無いということは不幸なことだと思います。また陸上兵器を収蔵した博物館も日本にありませんから、そういった博物館を作り、次の世代の人にしっかりと残していくというのが一番大事だと思います。

工業製品は嘘をつきません。現物を見られる意義は非常に大きいので、これはお金の問題ではないのかもしれません。仮にレストア終了後、1億円で私が買い取ることができれば、将来日本国内に里帰りできます。

くろがね四起も皆さんの力で走るようになりましたし、私達の力で、九五式軽戦車を走るようにし、公設の博物館を創ることによって、日本に里帰りさせたい。ぜひ皆さんのお力を借りてこのプロジェクトを成功させたいと思っています」と熱っぽく話す小林氏。



クラウドファンディングは誰でも参加が可能だ。今回のプロジェクトに少しでも興味・関心を持った人はぜひ参加してみてはいかがだろうか。

▼プロジェクトサイト
https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO

《Flipify編集部》

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